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大阪・ミナミの三津寺筋から上ったところにある雑居ビル。その3階という一見客は見込めない立地ながら、今年で3周年を迎えるこちらの店にはたくさんの常連客を集め続ける理由がある。夜にオープンし、翌朝まで営業する業態はこのエリアでは珍しいものではありませんが、そんな店々の多くがドリンクを基本にしたバースタイルであることとは異なり、こちらの店は朝までしっかりと食べられることで人気を博しています。
「ダイニングキッチン ペペロンチーノ」は、その名前のとおり、パスタやピッツァ、魚料理や肉料理を多彩に揃えた本格的な洋食を楽しめる店。店名にもなっている「シンプルイズペペロンチーノ」(700円)は、オイル仕立てのペペロンチーノをスープスパ風にアレンジした、温かくて深夜に食べてもさっぱりとしたオリジナルレシピ。ニューカレドニア産の「天使の海老」を使用した「天使の海老と野菜のナージョ」(1,400円)など、ホテルやフレンチで腕を磨いた洋食育ちの店主らしいラインアップが光ります。
そしてこちらの店の看板メニューが、「ノードリンクで、これだけを食べに来る人も多い」(店主・またべぇさん)という「卵とろとろオムライス」(1,000円)。「洋食出身なのでソースが大好きなんですよ」と話す店主のオリジナルドミグラスソースがたっぷりかかったオムライスは、女性客ならずとも満足の逸品。「昔ながらの洋食店が少なくなってきたので、洋食の灯りを消さないように」(またべぇさん)、深夜のミナミにで洋食を提供し続ける。