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東心斎橋の宗右衛門町通りと三津寺筋の間にある路地に入り、さらにそこから雑居ビルの間の”隙間”を抜けていくと、重ねて貼られたロックのポスターともに「天ちらバー」という他では見ないジャンルを掲げる看板が目に入る。店内は、”バー”というには和のテイストが強い、カウンター居酒屋といった風情で、奥にはちゃぶ台が置かれた座敷席もある。壁に貼られた手書きのメニューと合わせて、ほっこりとした雰囲気が漂う。
”天ちら”という言葉は「天ぷらちらし(天ぷら盛り合わせ)」の略で、その言葉どおり、「天ぷら盛り」(1,000円)が店の看板メニュー。エビやカニの爪、野菜を中心に、多彩な天ぷらを味わうことができ、しかもリーズナブルなのが嬉しい。「お酒を飲めるだけの店はは他にもたくさんありますし、それだけではおもしろくない。”バー”と謳っていますが、天ぷら盛りとビール一杯だけ、というお客さんも大歓迎です」と店主・三原さん。
濃いめの天つゆとさっぱりの塩でいただく「天ぷら盛り」とともに「天丼」(1,000円)も人気が高く、他にも「牛肉たたき」(800円)や「本日のさしみ」(1,000円)、「ポテサラ」(400円)など、丁寧に手をかけた一品料理が並ぶ。宴会は8人まで可能で、3,000円(1人)から応相談で対応可能です。