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北新地のメインストリートの一つ、堂島上通に面したビルの1階にある和食店。「ふたみ」の文字を目印に、純和風の入り口から足を踏み入れると、店内は木目を基調とした落ち着いた雰囲気で、カウンターとテーブル席が配された静かな空間に。「ホテルにある和食店をイメージした」というとおり一枚板の檜のカウンターが美しく、目の前の通りの喧噪を忘れて、ゆったりとした時間を過ごすことができそうです。
“だし処”と謳うとおり、こちらのこだわりは出汁に使用する鰹節。創業300年の老舗鰹節専門店「にんべん」の本枯節を、特製の削り器で使う分だけその日に削るこだわりようで、極薄の0.01ミリに削られた鰹節は、市販のものでは絶対に味わえない香りと口の中でとける食感が魅力です。その鰹節でとった出汁を存分に味わえるのが名物の「出汁しゃぶ」で、脂がのっていて臭みがなく、甘い「松坂豚+野菜」(1,780円)と、「黒毛和牛+野菜」(2,780円)の2種類。他に「真鯛」(750円)や「四国匠鶏」(1,000円)、ウナギ白焼(1,000円)など、追加メニューも豊富。何度通っても飽きないのが嬉しい。
「ふたみ」のもう一つのこだわりが、こだわり抜いたラインアップが自慢の日本酒。定番のブランド品だけでなく、140年の歴史を持つ酒造「北雪」の純米大吟醸「NOBU」や、日本酒の神と呼ばれる農口尚彦氏が手がける「農口尚彦研究所」など、驚きと感動を味わえるその時々の銘柄を並べています。「値段はリーズナブルでも新地らしさを忘れずに、新地らしく、この街にとけこんでいけるような店になれば」という言葉どおり、上品な空間できっちりとした食を楽しめる店です。