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京都・河原町周辺といえば、夕方から夜にかけての時間帯は、地元民から観光客まで誰もが集まる古都の夜の中心地。中でも、高瀬川に沿って南北に走る木屋町通の四条から三条にかけては、ジャンルを問わず多彩な店が軒を連ねています。そんな木屋町通の中程にある「地中海バル colon」は、年中無休で毎日18時から翌朝8時まで(ラストオーダーは翌7時)の営業というスタイルで、夕食時から深夜、朝方まで、多くの常連客で賑わっています。
店名に“バル”と付くこちらのお店。カウンターがあるカジュアルな雰囲気で、メニューにも380円から食べられるタパスが並ぶなど、気軽に立ち寄れて肩肘張らずに楽しめる、というところが魅力。ですが、料理長の関さんが手がける欧風料理は本格的。大盛りのポテトの上にステーキがのったズルすぎるポテトフライ(1,300円)やシェフおすすめのパスタ(1,180円~)、季節のアヒージョ(980円~)、魚介ミックスパエリア(Sサイズ/1,600円)など、どれも絶品。
春は桜鯛、ホタルイカなどの食材を使い、食後の季節のデザート(650円~)にもイチゴをふんだんに使うなど、使用する食材によって季節感を出すなど、“バル”の枠を超えた食べる楽しみがお客の心を掴んで離しません。この場所に店を構えて4年。激戦区で多くの常連を抱える「地中海バル colon」は、営業スタイルも雰囲気も料理も、どれをとっても“使える”隠れた名店です。