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宗右衛門町の奥、堺筋近くの大型雑居ビル「パレ373」の1階に「炭繁なんば店」はある。
宗右衛門町を歩く店までの道中、言わずもがな街並みは大阪でも最高レベルの賑やかさ。昨今は外国人観光客も多く歩き、大阪の象徴的な景色の中を、まるで異国を行くかのように歩くのはそれなりに刺激的な時間だ。だからこそ、店のドアを開き、店内に足を踏み入れるとすぐに感じられる、大きな窓から望む道頓堀のリバービューの開放感と、隠れ家的な店づくりのプライベート感がより大きな心地よさを与えてくれる。
そんな心地よくもおしゃれな雰囲気の中でいただけるのは、備⻑炭で⾹ばしく焼きあげる本格的な炭⽕焼。⾹り・味ともにツウもうなる絶品で、「この店を出すために考案した」(店主・福山さん)という、 ひと手間かけるオリジナルの焼き方が自慢だ。「若鶏のもも焼き」や「せせり」など定番の串をはじめ、数量限定の 「肝レア炙り」や「ソリレス」など、ラインアップはバラエティ豊富。炭⽕で焼く遠⾚外線効果で、「外はパリッと中はふっくら」という、ともすれば言葉ではありきたりに聞こえてしまう食感を文字通り、存分に味わうことができる。
宗右衛門町という場所柄、しかもエレベーターなしで訪れられるビルの1階という立地はもちろんアクセス良好。カウンター 席だけでなく、くつろぎ感満点の堀りごたつ個室もあり、コンパクトなサイズながら使い勝手は様々。団体での貸切も可能で、様々なニーズに応えてくれること請け合い。秋以降なら、これも絶品の名物鶏もつ鍋(1人前980円、オーダーは2人前から)などのメニューも始まり、今後の展開も見逃せない新店だ。